充実の編集サポート

出版物は単なる印刷物とは異なります。
ただ原稿を印刷すればよい、というのではなく、
公共性の高い作品に仕上げるためには、さまざまな工程が必要です。
この目に見えないソフトの部分が出版物のクオリティを決定づけます。

よりよい本づくりのために

原稿執筆から校正・校閲はもちろん、ブックデザインや印刷適性にいたるまで、当社の編集者は、これまでに培った制作技術とノウハウをもとに、執筆者のよきアドバイザーとして、著作により高い付加価値を与えていきます。

  1. 1 どんな本に
    仕上げたいのかを書き出す
    この本を作る目的は何か、誰に読んでほしいのか。そして、体裁や本のつくりはどのようなものが好みか。まずは「どんな本に仕上げたいのか」を一つ一つ書き出してみましょう。
  2. 2 原稿執筆にあたってなるべく平易な言い回しで、短い文で綴ると読みやすい文章に仕上がります。年号や単位、数字の表記もルールを決めましょう。そして、内容を簡潔に表した見出しを付けながら書き進めましょう。
  3. 3 何度も読み返しましょう原稿ができたら、何度も読み返しましょう。執筆時には気づかなかった間違いや記述もれ、説明不足などは、読めば読むほど出てくるものです。念入りに「推敲」し、完成度の高い原稿に仕上げましょう。
  4. 4 校正のポイント一度にすべてをチェックしようと考えないこと。誤字脱字はないか、表記は統一されているか、見出しの付け方は的確かなど、確認ポイントを絞って何度か読み返すことです。第三者に客観的に読んでもらうことも有効です。
  5. 5 書名の付け方内容を端的に表しましょう。字面や語呂・語調もよく、人の心をつかむものであることが重要です。無意味に英語やローマ字、カタカナは用いず、著書をひとことで言い表せるキーワードを見つけましょう。
  6. 6 制作費を
    変動しないようにするには
    ページ数や仕様の変更、著者側の都合による作業量の増加などが、変動要因として挙げられます。予算内で収まるようアドバイスいたしますが、やはり発注時にできるだけ詳しくご希望をお伝えいただくことが大切です。

標準校正サービス(字句の統一)

お客様から頂戴した原稿に誤字・脱字や表記の不統一がないかチェックします。出版物のクオリティを保つため、当社では標準作業に組み込まれています。変換ミスなどの明らかな間違いを正したり、文体・用語・数量の体裁を整えるなどの作業を行います。原稿を最大限に尊重してチェックを行うため、文章自体の修正は行いません。

誤字・脱字の修正
漢字・ひらがな表記の統一
出来る → できる
子供達 → 子どもたち
ルビの付加
数字、年代の統一
25,000円 ⇔ 2万5000円
昭和二〇年 ⇔ 昭和二十年
一九四五年 ⇔ 1945年
昭和20年(1945) ⇔ 1945(昭和20)年
漢字の統一
超える・越える
作る・造る・創る
収める・納める・治める・修める
送り仮名の統一
表わす → 表す
生れる → 生まれる
終る → 終わる
現代かなづかいに修正

リライトサービス[オプション]

お客様が書き上げた原稿を、プロのライター、編集者がより完成度の高い文章に書き直します。原稿がうまくまとめられない、文章力に自信がない、といったお客さまにおすすめです。お客さまの想いを尊重しながら、ワンランク上の原稿づくりをお約束します。

ライティングサービス[オプション]

プロのライターがお客さまに代わって執筆を担当します。取り上げるテーマについて、取材・ヒアリングや参考資料の扱い方などについてお伺いし、原稿の骨格づくりを行います。何もかもお任せ、というわけではなく、お客さまの想いをカタチにするパートナーとお考えください。

本格校正・校閲サービス(文章修正)[オプション]

標準校正サービスに加え、文章の移動や表現の修正、文脈を考えた句読点の位置の変更などを行います。一文が長すぎて意味が通りにくくい部分や、修飾語をより適した位置へ移動させるなどの修正を加えます。文章を前後させたり、適宜、小見出しを追加するなど、文章の読みやすさを向上させます。